建辞郎建設・土木の用語辞典

コイル

こいる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

プラント配管・空調詳細

コイルとは

空調機(エアハンドリングユニットやファンコイルユニット等)の内部に組み込まれ、管の中を通る冷水や温水、あるいは冷媒ガスと、通過する空気との間で熱の受け渡しを行うためのフィンが付いた管状の部品です。建物内に送る空気を冷やしたり温めたりして、快適な室温を作り出す空調システムの中枢として機能させるために使用します。主に空調設備の機器設置や配管接続の工程で取り扱われます。流れる熱媒体によって冷水コイル、温水コイル、冷媒コイルなどの種類があり、それぞれ耐圧性能や接続方式が異なるため、設備全体の仕様に合わせた選定と確実な接続作業が求められます。

出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)・プラント配管規格

現場での使われ方・注意点

現場ではそのまま「コイル」や、用途に合わせて「冷水コイル」などと呼ばれます。機器搬入後から試運転までの間、建築工事中の粉塵を吸い込まないようにフィルターや吸い込み口の養生を徹底し、機内の清潔を保つことが段取りの勘所です。薄いアルミ製のフィンは素手で触ったり物が軽く当たったりしただけでも簡単に潰れてしまうため、鋼管などの頑丈な配管材料と同じ感覚で乱暴に扱うと取り返しのつかない破損を招きます。フィンが潰れたり目詰まりを起こしたりすると熱交換の効率が著しく低下し、設計通りの空調能力が発揮できずに機器の全交換という甚大な手戻りにつながります。

プラント配管・空調詳細の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-27