建辞郎建設・土木の用語辞典

プレキャストマンホール

ぷれきゃすとまんほーる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

土工

プレキャストマンホールとは

下水道や雨水排水路の維持管理のために地下に設置されるマンホールを、あらかじめ専門の工場でコンクリート製の筒状パーツとして製造したもの。現場に型枠を組んで生コンを流し込む「現場打ち」に比べて、養生期間が不要で施工が極めて早く、品質も安定しているため、現代の道路・下水道工事で広く使われている。構造は輪切り状になっており、管が接続される「底ブロック」、まっすぐな筒の「直壁ブロック」、上部がすぼまった「斜壁ブロック」、高さを微調整する「調整リング」などの要素に分かれ、現場の深さに合わせてこれらを積み重ねて組み立てる。

出典: 施工パッケージ型積算方式 標準単価表

現場での使われ方・注意点

現場では「既製マンホール」や「PC(ピーシー)マンホール」、「組立マンホール」と呼ばれる。掘削が終わった後の基礎砕石の上に、クレーンを使って下から順に据え付けていく。段取り上の勘所は、各ブロックの継ぎ目からの漏水や地下水の侵入を防ぐため、接合面のホコリを落とし、ブチルゴムなどの止水シール材をねじれや隙間なく確実に挟み込むこと。クレーンで吊り下ろす際、少しでも斜めに着地するとシールがよじれて水漏れの原因となるため、水平器を当てて垂直を確認しながら慎重に重ねる。また、接続する塩ビ管との隙間埋め(モルタル充填)も入念に行う。

土工の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-07-23