建辞郎建設・土木の用語辞典

シール材

しーるざい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

資材・材料

シール材とは

構造物の部材同士の接合部(ジョイント部)や隙間に充填し、雨水や空気、砂などの侵入を防ぐためのペースト状の防水材料。外壁のボードの継ぎ目やサッシの周囲、コンクリートの目地など、あらゆる建築・土木現場の仕上げ工程で使用される。硬化後もゴムのような接着性と弾力性を持ち、地震の揺れや気温変化による部材の膨張・収縮に追従して隙間を塞ぎ続ける役割を果たす。あらかじめ成分が混ざっているカートリッジ式の「1成分形」と、現場で主剤と硬化剤を攪拌して使うペール缶入りの「2成分形」があり、シリコーン系やウレタン系など材質の種類も豊富にある。

出典: 施工パッケージ型積算方式 標準単価表

現場での使われ方・注意点

現場では「シーリング材」「コーキング」「シール」と様々に呼ばれる。外壁工事や防水工事の最終段階で、専用のコーキングガンを使って目地に打ち込んでいく。施工の勘所は、充填箇所のホコリや油分、水分をウエスで完全に拭き取り、密着を良くするプライマー(下塗り材)を塗り忘れずに行うこと。これを怠ると、数年で材料が界面から剥離して雨漏りの原因になる。間違えやすい点として、塗料が乗らない「シリコーン系」を外壁塗装の下地に使ってしまう失敗があり、上から塗装を行う場合は必ず「変成シリコーン系」や「ウレタン系」を選ぶ必要がある。

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資材・材料の中での位置づけ

シール材は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-07-23