建辞郎建設・土木の用語辞典

瀝青ゴム系接着剤

れきせいごむけいせっちゃくざい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

資材・材料

瀝青ゴム系接着剤とは

アスファルトなどの瀝青材料と、弾力性に富むゴム成分を主原料として混合・製造された、柔軟性と強力な接着力を併せ持つ接着剤。主にコンクリート構造物の目地材を壁面に固定する用途や、舗装と縁石・構造物との境界の隙間を充填して雨水の浸入を防ぐ用途、あるいは防水シート同士を強固に接着する用途などで使用される。温度変化による構造物の収縮や膨張に追従するため、ひび割れや剥離を起こしにくい。加熱して溶かして使用する加熱型タイプと、溶剤を含みそのまま塗布できる常温型タイプがあり、現場の条件に合わせて使い分ける。

現場での使われ方・注意点

十分な接着力と防水性を発揮させるため、塗布する対象面の水分や油分、ほこりをワイヤーブラシやコンプレッサー等を用いて完全に除去し、しっかりと乾燥させることが不可欠である。加熱型を使用する際は、専用の溶解釜で適切な温度まで熱するための火気管理や引火、作業員の火傷に十分な警戒が必要となる。よくある失敗は、コンクリート面が少し湿った状態で塗布してしまい、後から水分の蒸発で気泡ができたり接着面が剥がれて漏水につながることである。下地処理の徹底と、天候による施工タイミングの慎重な見極めが要点となる。

資材・材料の中での位置づけ

瀝青ゴム系接着剤は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01