グースアスファルト混合物
ぐーすあすふぁるとこんごうぶつ
グースアスファルト混合物とは
アスファルトセメントに天然のトリニダードレイクアスファルトなどを添加し、フィラー(石粉)を多めに配合して製造される、高温時に極めて高い流動性を発揮する特殊なアスファルト混合物です。冷却されると空隙がほぼゼロの完全な防水層を形成するため、雨水などの浸入を完全に防ぐ目的で使用されます。主に橋梁工事において、鋼床版の基層などで防水層と舗装の役割を兼ねて施工される工程で出てきます。通常のダンプトラックではなく、クッカーと呼ばれる加熱と撹拌機能を備えた専用の運搬車によって現場へ搬入されるのが特徴であり、温度管理が厳密に求められる材料です。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「グース」と呼ばれることが多い材料です。一般の合材よりも極めて高い温度で現場に搬入されるため、専用の加熱・撹拌機能を備えた運搬車(クッカー車)の確実な手配と、渋滞を考慮した綿密な運行管理が段取りの勘所となります。一般的なアスファルト混合物とは異なり、流し込みによって施工されローラー転圧が不要な点が大きく異なります。施工中の温度低下は流動性の喪失に直結し、平坦性の欠如や防水性能の低下という致命的な品質不良を招きます。天候や気温を十分に考慮し、外気温が低い時期には保温対策を徹底しないと、手直しが極めて困難な手戻りとなります。
別の呼び方
グース合材
資材・材料の中での位置づけ
グースアスファルト混合物は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01