合成床版接合部シール材
ごうせいしょうばんせつごうぶしーるざい
合成床版接合部シール材とは
橋梁の合成床版を構築するにあたり、主桁上に並べて敷設された複数の底鋼板パネル同士の継ぎ目(接合部)の隙間から、その後に現場で打設される未硬化のコンクリートのペースト成分や、完成後の雨水などが下部へと漏れ出さないようにするために、あらかじめ隙間に充填・貼付される専用の止水用シーリング材や特殊テープです。主に底鋼板の敷設が終わった後、鉄筋を組み立てる前の工程で使用されます。液状のシーリング材をガンで充填するタイプと、ブチルゴム系などの特殊な粘着テープを上から貼り付けるタイプがあり、現場の条件によって使い分けられます。床版コンクリートの確実な充填を助け、長期的な鋼材の防食機能を担う重要な副資材です。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「シール」や「目地テープ」と呼ばれます。底鋼板パネルの架設とボルト締めが終わった後、鉄筋を組む前に施工するため、先行して隙間なく貼り終える段取りが求められます。よくある失敗は、パネル同士の段差や隙間が想定より大きい箇所に無理にテープを貼り、密着不良を起こすことです。また、テープの圧着不足や貼り付け面の清掃不足もノロ漏れの原因になります。このシール施工が不完全だと、コンクリート打設時のノロ漏れによる著しい美観低下や品質不良を引き起こすだけでなく、完成後の将来的な雨水の漏水による主桁等重要鋼材の深刻な腐食を招くため、確実な止水施工が必要です。
別の呼び方
ジョイントシール
資材・材料の中での位置づけ
合成床版接合部シール材は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01