リモートモニタリング
りもーともにたりんぐ
リモートモニタリングとは
建設現場に設置した各種センサーやカメラから、遠隔地の管理室やクラウドシステムへリアルタイムで情報を送信し、構造物の変形・沈下・ひび割れや施工の進捗状況を離れた場所から継続的に監視する技術および業務である。IoT活用による現場管理の高度化手法の一つであり、現場への移動時間を削減し、少ない人員で複数現場の安全を同時に見守るために導入される。主に大規模土工事や橋梁工事、地下空間などの過酷な環境下で採用され、計測機器には地盤の動きを測る傾斜計、全天球カメラ、騒音振動計などがあり、用途に応じた機器を組み合わせてシステムを構築する。
出典: i-Construction推進のための施策パッケージ(国土交通省)
現場での使われ方・注意点
現場所長や施工管理技士が、傾斜計・加速度計・カメラなどからの計測データをスマートフォンやパソコンの画面で確認する仕組みである。現場に機器を設置する際は、重機の接触を避ける位置を選び、電源確保と安定した通信環境を整えることが段取りの要となる。導入時に通信途絶時の連絡体制や復旧手順を事前に取り決めておかないと、いざという時に監視網が機能しない。よくある失敗として、ソーラーパネル付き機器のパネル面に泥や雪が積もってバッテリー切れを起こし、肝心な作業中のデータが欠測してしまうトラブルが挙げられる。
別の呼び方
遠隔モニタリング遠隔監視システム遠隔監視リアルタイムモニタリング
関連動画
ICT・DXの中での位置づけ
リモートモニタリングは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-18