建辞郎建設・土木の用語辞典

IFD

あいえふでぃー

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

IFDとは

BIM/CIMにおける「オブジェクトの名称や属性情報」を異なる言語やシステム間で相互対応させ、情報連携を可能にするための国際的なデータ辞書規格(International Framework for Dictionaries)です。建設プロジェクトの設計から維持管理までの全ライフサイクルにおいて、データの意味を正確に共有するために用いられます。主にCIMモデル作成やデータ納品の工程で登場し、ISO 12006-3に準拠するbuildingSMART Data Dictionary(bSDD)の技術的基盤として機能します。属性情報の標準化により、ソフトウェアごとの解釈の違いをなくします。

出典: BIM/CIM活用ガイドライン(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

現場では「アイエフディー」や「データ辞書」と呼ばれます。BIM/CIM管理者がモデリング作業前の属性情報の標準化ルールを策定する際に参照します。段取りの勘所は、発注者が求める属性情報をIFDの共通語彙とどう紐付けるかを事前協議で明確にしておくことです。GUID(グローバル一意識別子)と混同されがちですが、あちらはオブジェクト個別のIDであり、IFDは「それが何という概念か」を定義する辞書です。ソフトウェア独自の属性名で入力し進めてしまうと、後続の維持管理システムへデータを渡す際にマッピングエラーが多発し、手戻りとなります。

別の呼び方

International Framework for Dictionaries国際データ辞書規格ISO 12006-3bSDD

ICT・DXの中での位置づけ

IFDは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-18