建辞郎建設・土木の用語辞典

SPARQL

すぱーくる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

SPARQLとは

W3C(World Wide Web Consortium)が国際標準として策定した、グラフ構造で表現されるRDF形式のデータ群から特定の情報を検索・抽出・操作するためのクエリ言語および通信プロトコル。一般的な表計算のような関係データベースにおけるSQLに相当する役割を持つ。建設分野においては、BIM/CIMモデルの属性データと外部のセマンティックウェブ情報の連携や、Linked Open Data(LOD)として公開されている地形・地質・インフラ施設などの膨大な国土情報を、分野横断的に高度に統合検索するシステムを構築する基盤技術として利用されている。

出典: BIM/CIM活用ガイドライン(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

建設会社のICT部門やシステム開発者が、オントロジー化されたBIMデータや公開されている国土情報のデータベースから、必要な要件を満たす施設情報をピンポイントで抽出するプログラムを書く際に用いる。SQLに似たSELECT構文などを持つが、テーブルではなく複雑に結びついたグラフ構造をたどって検索する点が特徴。開発時の勘所は、曖昧で広範すぎる検索条件を避けること。グラフの全探索に近いクエリを誤って発行してしまうと、検索先のエンドポイントサーバーに過剰な負荷をかけ、システム全体を停止させるトラブルにつながるため、条件の絞り込みには配慮が必要。

別の呼び方

SPARQL Protocol and RDF Query LanguageRDFクエリ言語

ICT・DXの中での位置づけ

SPARQLは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-18