建辞郎建設・土木の用語辞典

バックホール

ばっくほーる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

バックホールとは

建設現場内に張り巡らされたWi-Fiやローカルネットワークの通信データを集約し、インターネットの基幹網(コアネットワーク)へと接続するための大元の伝送回線のことです。ICT施工や現場のデジタル化を進めるための通信インフラ構築の段階で登場します。都市部の現場では電柱から引き込む仮設の光ファイバー回線が一般的ですが、光回線が引けない山間部のトンネルやダムの現場では、LTEや5Gなどのモバイルルーター通信、あるいはStarlinkのような衛星通信回線がバックホールの役割を担い、現場全体をインターネットに繋ぎます。

現場での使われ方・注意点

山間部の土木現場や大規模プラントの建設などで、現場事務所や施工エリアにネットワークインフラを構築する際に、通信機器メーカーや設備担当者との打ち合わせで使われます。構築時の勘所は、現場で発生するデータ量を見積もり、それに耐えうる太さ(帯域)の回線を用意することです。よくある失敗は、ドローンで撮影した大容量の3次元点群データのアップロードや、複数の高画質ライブカメラの常時配信を始めた途端、バックホール側の通信容量制限に引っかかって現場全体の通信が極端に遅延し、他のクラウド業務まで停止してしまうことです。

別の呼び方

バックホール回線中継ネットワーク

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ICT・DXの中での位置づけ

バックホールは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19