建辞郎建設・土木の用語辞典

PoEハブ

ぴーおーいーはぶ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

PoEハブとは

Power over Ethernet(PoE)という規格に対応したネットワーク用のスイッチングハブのことです。通常のLANケーブル(UTPケーブル)を介して、映像などのデータ通信を行うと同時に、接続されたIPネットワークカメラやWi-Fiアクセスポイントなどの機器に対して、稼働に必要な電力を一緒に供給できるのが最大の特徴です。このハブを使うことで、端末のすぐそばにAC100Vの電源コンセントを用意しなくても済むため、仮設事務所の構築や現場内の防犯カメラ設置など、配線作業を大幅に簡略化できる機材として重宝されています。

現場での使われ方・注意点

現場の仮設電気工事や、IT担当者がネットワークカメラを取り付ける際によく手配します。足場の高い場所や屋外の仮囲いなど、100V電源を引くのが面倒で危険な場所でも、LANケーブルを1本転がすだけで済むため大幅に手間が省けます。よくある失敗は、PoEハブ全体の「給電能力(合計ワット数)」の上限を超えてしまい、何台目かのカメラが起動しなかったり、夜間に赤外線照明が点灯した瞬間に電力が足りず再起動を繰り返したりするトラブルです。また、LANケーブルが長すぎると(100m以上など)電圧降下で動かなくなるため距離にも注意が必要です。

別の呼び方

PoEスイッチ給電ハブ

ICT・DXの中での位置づけ

PoEハブは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

あわせて読みたい用語

PoEハブについてAI相談で調べる →

※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19