遠隔操作コックピット
えんかくそうさこっくぴっと
音声:VOICEVOX:雀松朱司
遠隔操作コックピットとは
災害による土砂崩れが発生した急傾斜地や、火砕流の危険がある火山地帯など、人が立ち入るのが極めて危険な施工エリアにおいて、無人化したICT建設機械(油圧ショベルやブルドーザーなど)を安全な場所から遠隔操縦するためのシステムです。5Gや高速衛星通信を介して、現場から離れた現場事務所や特設の操縦ブースに設置されたコックピット型の操作席から、送られてくるリアルタイム映像を見ながら建機を動かします。作業員の命を守りつつ、二次災害のリスクが高い現場でも迅速に復旧工事や掘削作業を進めることができる最新の無人化施工技術です。
現場での使われ方・注意点
主に大規模な災害復旧工事や危険箇所の掘削工事において、熟練の専門オペレーターが操縦を担当します。建機側に設置された複数のカメラによる周囲360度の映像を、操縦席のマルチモニターやヘッドマウントディスプレイに投影し、現場の臨場感を再現します。このシステムを導入する際の最大の勘所は、操作のタイムラグ(遅延)を極限まで下げるための安定した大容量通信環境の構築です。よくある失敗は、通信が途切れたり遅延が発生したりすることで、オペレーターの感覚と機械の動きがずれ、建機が転倒したり周囲の障害物に接触してしまう事故です。
別の呼び方
遠隔コックピット建機遠隔操作装置
ICT・DXの中での位置づけ
遠隔操作コックピットは「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19