建辞郎建設・土木の用語辞典

RTK固定局

あーるてぃーけーこていきょく

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

RTK固定局とは

ICT土工や情報化施工において、現場内およびその周辺に設置するGNSS測量用の基準局である。あらかじめ精密に位置情報を特定した既知点の上に設置され、移動局となるICT建機や測量ポールに対してRTK用の位置補正データを電波やインターネット経由で絶えず発信する。衛星からの信号だけで生じる数メートルの誤差を数センチ単位まで補正し、高精度な三次元施工を実現するために欠かせない。山間部などで携帯電話網が届かない現場では独自に無線通信式の固定局を立てる一方、通信網がある場所ではネットワーク型のVRS方式で代用されることもある。

現場での使われ方・注意点

土木技術者や測量担当が現場着工時に測量を行って設置する。アンテナに少しでもズレが生じると、その補正データを受信する現場全体のICT建機や測量機器の位置情報すべてに同じだけの誤差が及んでしまう。そのため、強固なコンクリート土台や単管パイプに確実に緊結し、重機が接触しない安全な場所を選ぶのが設置の基本となる。よくある失敗は、上空に樹木やクレーンのブームなどの障害物がある場所に立ててしまい、衛星からの電波を安定して受信できず、現場の建機が頻繁に自動制御不能に陥って作業の手が止まってしまうことである。

別の呼び方

補正基準局GNSS基準局

ICT・DXの中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19