透水性コンクリート
とうすいせいこんくりーと
透水性コンクリートとは
細骨材である砂をほとんど使用せず、粗骨材である砂利をセメントペーストで点接着のようにコーティングして連続した空隙を多数残すことで、降った雨水をそのまま地中へ透水させる機能を持たせた特殊なコンクリートである。主に公園の園路や歩道、住宅の駐車場などの外構・舗装工事において、水たまりの発生を防ぐとともに、地下水の涵養や地中からの水分蒸発によるヒートアイランド現象の緩和を目的として採用される。空隙の大きさや着色顔料の有無によって景観性の高い仕上げが可能であり、近年ではゲリラ豪雨時の都市部の排水負荷を軽減するグリーンインフラの一環としても様々な種類の製品が開発されている。
出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)
現場での使われ方・注意点
外構職人や現場監督の間ではポーラスコンクリートや透水コンと呼ばれ、通常の生コンクリートとは異なり、ポンプ車で圧送できないため一輪車やバックホウで配るなど、打設の段取りが大きく変わる。施工上の勘所として、水分が非常に少なく乾燥しやすいため、敷き均しから転圧・仕上げまでの作業を短時間で一気に完了させ、直ちにビニール等で密閉養生を行って表面の乾燥を防ぐ必要がある。通常のコンクリートのような強度が期待できると勘違いされがちだが、空隙が多いため曲げや圧縮に弱く、下地の砕石路盤の転圧が甘かったり大型車両を乗り入れさせたりすると、ひび割れや表面の骨材剥離といった深刻な不具合に直結する。
別の呼び方
ポーラスコンクリートPermeable concreteポーラス透水性舗装
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資材・材料の中での位置づけ
透水性コンクリートは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10