乳化アスファルト
にゅうかあすふぁると
乳化アスファルトとは
乳化アスファルトとは、固体のアスファルトを微細な粒子にし、乳化剤と水を用いて水中に分散させた液状の舗装材料です。アスファルト成分を水中に「乳化」させたことに由来します。砕石路盤とアスファルトのなじみを良くしたり、古い舗装と新しい舗装の付着力を高める接着剤(プライムコートやタックコート)として使用されます。舗装工事において、合材を敷き均す直前の工程でディストリビューターなどの専用車で散布されます。高温で溶かして使う通常のアスファルト合材とは異なり、常温のまま散布でき、水分が蒸発(分解)すると黒い被膜を形成します。
出典: 舗装施工便覧(日本道路協会)
現場での使われ方・注意点
現場の舗装屋や監督は「アスファルト乳剤(にゅうざい)」や「エマルジョン」と呼びます。散布前に路面のゴミをブロワーで吹き飛ばし、L型側溝などの周辺構造物や通行車両への黒い飛散汚れを防ぐために養生シートで防護するのが段取りの勘所です。合材を運ぶダンプのタイヤに付着するのを防ぐため、水分が飛んで茶色から黒に変わるまで待つ必要があります。よくある失敗は、散布直後の水分が抜けていない状態で合材を敷き均してしまうことです。舗装内に水分が閉じ込められて層間の接着不良を起こし、後日舗装がペロリと剥がれる原因になります。
別の呼び方
乳化アスファルト乳剤EAエマルジョンアスファルト乳剤乳剤アスファルトエマルジョン
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資材・材料の中での位置づけ
乳化アスファルトは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10