建辞郎建設・土木の用語辞典

D16異形棒鋼

でぃーじゅうろくいけいぼうこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

資材・材料

D16異形棒鋼とは

JIS G 3112の規格で定められた、鉄筋コンクリート構造物を造る上で最も頻繁に用いられる主要な鋼材のひとつ。コンクリートとしっかりと噛み合わせて引き抜けるのを防ぐ(付着力を高める)ため、表面にリブや節と呼ばれる凹凸の突起が連続して設けられている。「D」は異形鉄筋(Deformed bar)を意味し、「16」は公称直径が約16mm(正確には15.9mm)であることを示している。一般住宅の基礎から高層ビルのスラブ(床)や壁、小梁に至るまで、引張力に弱いコンクリートを補強するための骨組みとして広範な建設現場で大量に使用される。

現場での使われ方・注意点

建築・土木を問わず、スラブ(床)や壁、小規模な梁などの配筋工事で職人が日常的に扱う最もポピュラーな太さの鉄筋である。段取り上の勘所は、図面で指定された間隔(ピッチ)通りに正確に格子状に組み、交差部をハッカーと結束線で確実に締め上げて固定すること。よくある失敗は、コンクリート打設時に作業員が上を歩いた衝撃で結束が解け、鉄筋のピッチが乱れたり必要な「かぶり厚さ」が確保できなくなること。これが起きると、コンクリートと鉄筋が一体化せず、ひび割れの原因になったり、設計上求められる本来の構造耐力を発揮できなくなる恐れがある。

別の呼び方

でぃーじゅうろくいけいぼうこうD16異形鉄筋D16デシロクd16異形棒鋼

資材・材料の中での位置づけ

D16異形棒鋼は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23