土台水切りシート
どだいみずきりしーと
音声:VOICEVOX:雀松朱司
土台水切りシートとは
木造建築の防水要件において重要な役割を担う、基礎と土台木材の境界付近に設置される防水副資材。外壁面を伝って下りてきた雨水が、毛細管現象や風圧によって土台木材の下面やコンクリート基礎とのわずかな隙間に侵入するのを防ぐために設けられる。主に耐久性の高い樹脂製シートやガルバリウム鋼板などの材料が用いられ、基礎の上端から外壁の下部にかけて、水を屋外へ確実に排出するような形状に折り曲げて設置される。建物の足元を水分から守ることで、構造材の腐朽やシロアリの発生を未然に防ぐ、住宅の長寿命化に不可欠な止水バリアである。
現場での使われ方・注意点
木造住宅の外部造作において、雨仕舞い(あまじまい)の成否を分ける急所となる部材。段取り上の勘所は、壁面に張られる透湿防水シートとの取り合い部において、必ず上からくるシートを水切りの上に被せるように施工し、水が外へ流れ落ちる「順目」の構造を確実に作ること。よくある典型的な失敗は、施工順序の手違いでシートの上下の重ね順を逆(逆目)にしてしまったり、継ぎ手の重ね代寸法が不足したままテープ処理でごまかすこと。ここから雨水が壁の内部や土台側に逆流し、数年で土台が腐りシロアリの温床となるなど、建物に致命的な損害を与える。
別の呼び方
どだいみずきりしーと土台水切り水切り板金
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資材・材料の中での位置づけ
土台水切りシートは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23