筋かいプレート金物
すじかいぷれーとかなもの
音声:VOICEVOX:雀松朱司
筋かいプレート金物とは
建築基準法に基づく建設省告示第1460号などに規定される、木造の耐力壁に斜めに渡す筋かい(ブレース)の端部を、柱や土台・横架材に緊結するための補強用スチール金物。木造住宅の建て方工程に続く、構造躯体の補強作業で使用される。地震や台風時の巨大な水平力によって筋かいに引張や圧縮の力がかかった際、接合部から木材が突き抜けたり外れたりするのを防ぐ。厚さ2.3mm以上の鋼板などを専用の太いスクリュービスで規定本数打ち込んで固定し、建物全体の耐震性能を確実に発揮させるための極めて重要な保安部品である。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「筋かいプレート」や「筋かい金物」と呼ばれる。大工が取り付ける際、金物が柱と土台の両方に正しく掛かるように配置し、浮きがないように密着させて専用ビスで締め付けるのが施工の勘所となる。ホールダウン金物とは異なり、柱の引き抜きではなく斜め材の抜け落ちを防ぐ役割を持つ。よくある失敗は、指定された専用ビスを使わずに、手持ちの細い木ビスやコーススレッドで代用してしまうこと。これでは計算通りの接合耐力が出ず、地震時にビスが剪断破壊されて筋かいが外れ、最悪の場合は建物の倒壊に繋がる致命的な欠陥となる。
別の呼び方
すじかいぷれーとかなもの筋かい金物筋かいプレート筋交いプレート金物
資材・材料の中での位置づけ
筋かいプレート金物は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23