ブライン不凍液
ぶらいんふとうえき
ブライン不凍液とは
JIS K 2234などに規定されるブライン不凍液は、寒冷地で配管内の水が氷結して体積膨張し、配管が破裂するのを防ぐため、水に代えてまたは水に混入して使用される、凝固点を氷点下以下に下げた特殊液体です。熱を効率よく運びながら、冬場の凍結リスクを排除するために配管内に充填します。主に寒冷地の床暖房、ロードヒーティング、融雪槽などの設備配管工事の仕上げ段階で使用されます。エチレングリコールを主成分とする安価なタイプと、食品工場などでも安全に使える毒性の低いプロピレングリコールを主成分とするタイプがあり、用途により使い分けられます。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「ブライン」や「不凍液」と呼ばれ、床暖房やロードヒーティングの配管内に充填する液体として使われます。段取りの勘所は、配管内のエア抜きを完全に行ってから充填作業に移ることです。現場では、地域の最低気温に合わせて規定の濃度になるよう正確に希釈して注入することが求められます。間違えやすい点として、濃度が薄すぎると寒波の際に配管内で凍結・膨張して配管が破裂し、水漏れ事故や大規模な改修工事に発展するため、濃度計(比重計)を使った管理が欠かせません。逆に濃すぎると粘度が上がり、循環ポンプに過大な負荷がかかって故障の原因になります。
別の呼び方
ぶらいんふとうえき不凍液ブライン液
資材・材料の中での位置づけ
ブライン不凍液は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23