高反射率遮熱塗料
こうはんしゃりつしゃねつとりょう
高反射率遮熱塗料とは
JIS K 5675などに規定される高反射率遮熱塗料は、太陽光に含まれる熱エネルギーとなる近赤外線を効率よく反射し、夏の直射日光による屋根面や外壁面の温度上昇を大幅に抑制する特殊なエコ塗料です。建物内部への熱の侵入を防ぎ、室内の冷房効率を高めて空調コストを削減するために使用されます。戸建住宅や工場、倉庫などの屋根・外壁の塗り替え改修工事や、新築の仕上げ塗装工程で採用されます。アクリルシリコン樹脂やフッ素樹脂などベースとなる樹脂の違いにより耐用年数や価格が異なり、施工場所の環境に合わせて最適なグレードが選択されます。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「遮熱(しゃねつ)」や「遮熱塗料」と略され、夏の暑さ対策として施主に人気のある商材です。段取りの勘所は、塗装前の高圧洗浄とケレン作業を徹底し、下地を健全な状態にすることです。よくある失敗は、塗料をケチって薄く塗ったり、指定された専用の下塗り材(プライマーやシーラー)を使わずに一般の塗料で代用してしまうことです。これをやると数年で塗膜が剥がれ、本来の遮熱効果も全く発揮されず大きなクレームになります。必ずメーカー指定の塗布量(缶数)を使い切り、各工程ごとの空き缶の写真を証拠として残すことが現場管理の鉄則です。
別の呼び方
こうはんしゃりつしゃねつとりょう遮熱塗料高反射塗料
資材・材料の中での位置づけ
高反射率遮熱塗料は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23