巾木木製
はばきもくせい
巾木木製とは
床と壁の取り合い部分(境目)を隠し、掃除機などが衝突した際の壁紙の破れや汚れを防ぐために取り付ける、木製の細長い見切り部材のことです。壁と床の接合部にどうしても生じてしまう施工上の隙間を綺麗に隠す意匠的な役割と、日常的な足元の衝撃から壁の下部を保護する実用的な役割を同時に果たします。主に造作工事の最終段階で、壁のクロスや床のフローリングが張り終わった後に、大工が各部屋の足元に取り付けていきます。無垢の木材を削り出して加工した高級なものや、集成材の表面に木目のシートを張ったMDF(中密度繊維板)製のものがあり、壁の色に合わせるか床の色に合わせるかで空間の印象が大きく変わります。
現場での使われ方・注意点
内装工事の終盤で壁と床の隙間を隠すために取り付けられ、現場では単に「巾木(はばき)」と呼ばれます。部屋の角(出隅・入隅)の接合部を45度にカットして隙間なくピタッと合わせるのが大工の腕の見せ所であり、正確な寸法取りが段取りの基本です。柔らかい塩ビ製のソフト巾木と違って木製は曲がらないため、床がわずかに不陸(真っ平らでない状態)を起こしていると隙間が目立ちやすく、丁寧なすり合わせが求められます。よくある失敗は、隠し釘(フィニッシュネイル)を打ち込む際、裏に木下地のない石膏ボードだけの部分に打ってしまい、巾木がしっかり固定されずに引き渡し後に浮いて外れてしまうクレームです。
別の呼び方
はばきもくせい木製巾木ウッド巾木
資材・材料の中での位置づけ
巾木木製は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23