建辞郎建設・土木の用語辞典

長尺塩ビシート

ちょうじゃくえんびしーと

音声:VOICEVOX:雀松朱司

資材・材料

長尺塩ビシートとは

JIS A 5705に定められた、土足歩行に対する高い耐摩耗性と耐久性を持つロール状のプラスチック床材のこと。大勢の人が行き交う場所の床面を保護し、清掃性を高めつつ、防滑性や足音の軽減といった機能を持たせるために用いる。内装仕上げ工事の終盤で、下地のコンクリートや合板が平滑に整えられた後に施工される。タイル状の床材とは異なり、幅の広い長いシート状になっているため継ぎ目が少なく、水や汚れが浸入しにくいのが特徴である。一般的に厚さ2.0mm以上の硬質塩化ビニル製シートを使用し、エポキシ系やウレタン系などの強力な接着剤で床下地に隙間なく貼り付ける仕様となっている。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「長尺(ちょうじゃく)」や「塩ビシート」と呼ばれる。病院の長い廊下や学校の教室、マンションの開放廊下・外部階段など、とにかく頑丈さが求められる床仕上げの定番材料である。段取りの勘所は、下地の不陸(凸凹)を徹底的に平らにしておくこと。薄いシートのため、下地の小さな石ころ一つでも表面にポコッと浮き出てクレームの対象になる。また、隣り合うシートの継ぎ目(ジョイント部)は専用の溶接棒を熱風で溶かして完全に一体化させるが、この溶接後に盛り上がった余剰の棒を専用カッターで平滑に削り取る(ケレン)作業が甘いと、歩行時のつまずきやそこからシートがめくれ上がる原因となるため注意が必要である。

別の呼び方

ちょうじゃくえんびしーと長尺シート塩ビ床シート

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資材・材料の中での位置づけ

長尺塩ビシートは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23