壁クロス接着剤
かべくろすせっちゃくざい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
壁クロス接着剤とは
内装工事において、塩化ビニル樹脂系などの壁紙(クロス)を石膏ボードの壁や天井に貼り付けるための水性の接着剤。クロスを長期間剥がれずに維持しつつ、施工時には位置の微調整ができる適度な滑りやすさ(オープンタイム)を確保するために用いられる。住宅から大型商業施設まで、クロス仕上げを行うすべての建築現場で内装職人が使用する。主成分として安全性の高い澱粉(でんぷん)や合成樹脂が用いられ、シックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物(VOC)の発生を抑えた、ホルムアルデヒド放散等級「F☆☆☆☆(エフフォースター)」の製品が標準となっている。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「糊(のり)」「クロス糊」と呼ばれる。職人が自動糊付け機に投入して壁紙の裏面に均一に塗布する際、気温やクロスの厚みに応じて水で適切な硬さに希釈調整するのが施工の勘所。壁紙の種類(透湿性や撥水性)によって専用のボンドを少し混ぜて接着力を上げることもある。冬場の冷え込む現場で、水で溶いた糊を一晩放置して凍結させてしまうのがありがちな失敗。一度凍った糊は成分が分離してしまい、接着力が著しく低下するため、そのまま使うと施工後にクロスの継ぎ目がパカパカと剥がれて浮き上がる原因になる。
別の呼び方
かべくろすせっちゃくざいクロス糊壁紙用接着剤壁紙ボンド
資材・材料の中での位置づけ
壁クロス接着剤は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23