コンクリート金ゴテ
こんくりーとかなごて
音声:VOICEVOX:雀松朱司
コンクリート金ゴテとは
コンクリート床(土間)の表面を平滑にし、緻密で摩耗に強い層を作るために、左官職人が金属製のコテを用いて表面を強く押さえる仕上げ工法。表面のひび割れ(クラック)を防ぎ、そのまま床として使える美観と、台車などがスムーズに走行できる平坦性を確保するために行われる。工場や倉庫の床、マンションの駐車場、建物の屋上など、コンクリートを打設したその日のうちの仕上げ工程として不可欠である。硬化具合を見計らいながら、木のコテで粗く均した後に、時間を空けて金コテで2回、3回と繰り返し押さえて表面のセメントペーストをツルツルに仕上げる。
現場での使われ方・注意点
現場では「金ゴテ仕上げ」「コテ押さえ」と呼ばれる。コンクリート打設当日、表面に浮き出た水(ブリーディング水)が完全に引き、人が乗っても足跡が軽く残る程度の硬さになったタイミングを見計らってコテを当てるのが最大の勘所。夏場は急激に乾き、冬場はなかなか乾かないため、職人の長年の感覚による時間管理が仕上がりを左右する。浮き水が残ったままの状態で慌ててコテで撫でてしまうのがよくある失敗。表面だけが水っぽくシャバシャバになり、硬化後に表面が粉を吹いてポロポロと剥がれる「ドライアウト(レイタンス)」という不具合を引き起こす。
別の呼び方
こんくりーとかなこて金コテ仕上げ金鏝仕上げコンクリ金ゴテ
資材・材料の中での位置づけ
コンクリート金ゴテは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23