建辞郎建設・土木の用語辞典

相番

あいばん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

現場慣用語・俗称

相番とは

異なる工種の作業員が同じ場所で同時に作業を行い、互いに干渉する部分を調整・協力し合うことをいう。「番(順番や作業)を合わせる」ことが語源。主に建築工事と設備工事のように、互いの作業が密接に関連する工程で、片方の進行に合わせてもう一方が手伝ったり監視したりする協調作業として行われる。作業の進行を円滑にし、他工種による施工済みの配管や配線の破損、位置の不整合などを防ぐ目的がある。コンクリートを流し込む躯体工事のほか、内装仕上げや足場の組払いの際にも頻繁に発生し、主となる作業に応じて「打設合番」や「足場合番」などと呼ばれる。

現場での使われ方・注意点

現場ではそのまま「合番(あいばん)」と呼ばれる。例えばコンクリート打設の際、電気工事業者が配管の変形や位置ズレがないかを監視するために「打設合番」として立ち会う。段取り上の勘所は、メインで動く職人の作業ペースを事前に把握し、絶妙なタイミングでサポートに入ること。単なる見学や立ち会いとは異なり、配管が踏まれたりジョイントが外れたりした瞬間に即座に合図を送り、その場で直す主体的な動きが求められる。これを怠って人員を配置しないと、コンクリートが固まった後に配管の潰れや断線が発覚し、広範囲をはつってやり直す深刻な手戻りにつながる。

別の呼び方

合番立ち会い作業あいばんそうばん

現場慣用語・俗称の中での位置づけ

相番は「現場慣用語・俗称」の用語です。この分類の11語は現場慣用語・俗称の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19