殺す
ころす
音声:VOICEVOX:雀松朱司
殺すとは
建設現場において、改修や設計変更で不要になった既存の配管、電気配線、飛び出たボルトなどを、安全上の理由から完全に機能しない状態へと処理することです。通電による感電事故や、配管内に残った水やガスの漏出といった二次災害を防ぎ、その後の解体や新設作業を安全に進めるために行います。主に既存建物の改修工事の初期段階や、設備機器を撤去・切り替える解体工程で発生する作業です。具体的には、配線の末端に絶縁テープを巻いてテーピングしたり、配管の端部をキャップやプラグで完全に密閉する処理が含まれます。
現場での使われ方・注意点
現場の職長や監督が、電気工や配管工に対して「壁の中の古い線は全部殺しておいて」というように指示を出す際に日常的に使います。作業にあたっては、図面と現況を照らし合わせ、これから処置する対象が本当に不要なものかどうかをテスト等で確実に特定することが最大の勘所です。最も恐ろしい典型的な失敗は、まだ稼働している生きた配線や配管を勘違いして切断してしまうことです。ビル全体の停電や水浸しを引き起こす大事故になるため、作業前には必ずブレーカーやバルブの元が確実に落ちているかを二重三重に確認します。
別の呼び方
配管殺し回線殺し殺す(隠語)
現場慣用語・俗称の中での位置づけ
殺すは「現場慣用語・俗称」の用語です。この分類の11語は現場慣用語・俗称の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19