丸セパ
まるせぱ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
丸セパとは
コンクリートの型枠の間隔を一定に保つために、対面する両側の型枠の間に通して配置する鋼製のセパレーターボルトのこと。円筒状(丸形)の鋼棒の両端にネジ山が切られている形状に由来する。生コンクリートを打設する際に発生する強大な側圧(押し広げようとする力)を引張力で支え、コンクリート壁の厚さを設計寸法通りに維持するために使う。主にRC造建築物や擁壁などの型枠組み工程において、ベニヤ板や単管パイプと組み合わせて施工される。太さの規格として、強度に応じた3分(W3/8)や5分(W5/8)などの種類が存在する。
現場での使われ方・注意点
型枠大工や土工が日常的に「セパ」や「丸セパ」と呼んで扱う。予定している壁厚(コンクリートの仕上がり寸法)に適合した長さのものを間違えないよう、施工前に検尺して確認するのが段取りの勘所。型枠の内側に配置して壁厚を確保する役割は共通だが、水漏れを防ぐために中央に止水リングがついた「止水セパ」や、片側だけを固定する「片セパ」などの派生形があり、適材適所で使い分ける。典型的な失敗として、端部のPコンやフォームタイとのねじ込み・緊結が甘く、打設中に側圧でネジが弾け飛び、型枠が崩壊して生コンが周囲に溢れ出す大事故がある。
別の呼び方
セパ
型枠工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19