建辞郎建設・土木の用語辞典

ユニオン

ゆにおん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

管工事・設備

ユニオンとは

給排水設備や空調配管の接続に用いられる管継手の一種であり、配管本体を回転させることなく、中央に配置された大きな六角形の袋ナットをスパナ等で回すだけで、容易に配管の接続や切り離しができる構造を持った接続金具である。主にポンプなどの回転機器の出入り口や、流量計、ろ過フィルターの前後など、将来的に機器の交換や定期的な分解清掃といったメンテナンスが想定される箇所に意図的に挿入される。両端の管にねじ込まれる二つのパーツと、それらを引き寄せて密着させる袋ナット、そして水漏れを防ぐためのパッキンから構成されており、限られた狭い空間でも配管の縁を簡単に切ることができる機能性が特徴である。

出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)

現場での使われ方・注意点

現場の配管工や設備メンテナンスの担当者の間ではユニオン継手と呼ばれ、バルブを閉めて水を止めた後、パイプレンチやモーターレンチを使ってナットを緩めるだけで配管を分割できるため、修理対応のスピードを劇的に上げる役割を果たす。段取りの勘所として、組み込む際には両端の配管の芯が真っ直ぐに出ているかを確認し、無理な角度でナットを締め込んでネジ山をかじらせないようにする繊細な調整が求められる。単なる延長用のソケット継手と勘違いして、一度分解した後に古いパッキンをそのまま再利用して締め直すと、パッキンの弾性が失われているため水圧に耐えられず、数日後にジワジワと水漏れを起こす典型的な失敗となる。

別の呼び方

ユニオン継ぎunion couplingユニオン継手ユニオンソケットユニオンナットユニオン可分継手Union fitting袋ナット付継手管ユニオン

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管工事・設備の中での位置づけ

ユニオンは「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10