フィルタ
ふぃるた
フィルタとは
配管内を流れる水や空気、油などの流体から、ゴミや異物、不純物を取り除いて清浄な状態にするための装置や部品のこと。空調機器の目詰まりや、ポンプの羽根車の破損、センサーの誤作動など、システム全体の性能低下や機器の故障を未然に防ぐために用いる。空調設備の給排気口や、給水・給湯配管のポンプやバルブの手前などに設置する配管・ダクト工事の工程で組み込まれる。網目状の金属メッシュで比較的大きなゴミを濾し取るストレーナーと呼ばれる種類や、不織布などで微細な埃を捕集するエアフィルターなどがあり、流体の性質や取り除きたい異物の大きさに応じて適切な種類が選定される。
出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
現場での使われ方・注意点
現場では用途に合わせて「ストレーナー」や「エアクリ」などと呼ばれる。機器を守る門番のような役割を果たすが、ゴミが溜まれば必ず手入れが必要になる部品である。段取り上の勘所は、天井裏や狭いパイプシャフト内に設置する際、将来の清掃や網の交換作業が容易に行えるよう、工具が入る点検スペースと点検口を確実に確保しておくこと。よくある失敗は、配管工事直後の試運転時に、管の中に残っていた切り粉やシールテープの切れ端が一気に流れ込んで即座に目詰まりを起こすこと。これを防ぐため、本格稼働前には一度カバーを開けて網の清掃を実施し、初期不良の芽を摘み取る確認作業が不可欠となる。
この工種の歩掛
人員・機械編成(歩掛)のデータが1件あります。建辞郎で見る →
管工事・設備の中での位置づけ
フィルタは「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27