塗装工
とそうこう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
塗装工とは
橋梁や建築物といった土木・建築構造物の表面に対して、ハケ、ローラー、あるいはスプレーガンなどの器具を使い分け、塗料を均一に塗り付ける専門の技能労働者です。公共工事の設計労務単価における標準的な職種区分の一つでもあります。単に色を塗って見栄えを良くする美装だけでなく、鉄骨の防錆、コンクリートの防食や防水といった構造物の寿命を延ばすための重要な役割を担います。作業の対象は幅広く、塗料を密着させるための事前のケレン(素地調整)から、下塗り、中塗り、上塗りに至るまでの全工程を一貫して行い、天候や気温の条件を見極めながら塗膜厚を正確に確保する技術を持っています。
現場での使われ方・注意点
現場では「ペンキ屋さん」と親しみを込めて呼ばれることが多く、外部足場が解体される直前の仕上げ工程で集中的に作業に入ります。手直しがそのまま建物の見栄えに直結するため、他工種が汚さないよう工程の最後の方に組み込むのが段取りの基本です。よくある失敗は、強風時や雨上がり直後に無理に吹付を行い、塗料が飛散して近隣の車に付着する第三者被害や、湿気で塗膜が白濁する白化現象(ブラッシング)を起こすことです。また、密閉された室内作業では有機溶剤中毒の危険性が常にあるため、送風機による確実な換気と防毒マスクの着用指導が、職人を守るための現場監督の重要な責務となります。
別の呼び方
ペンキ屋
この工種の歩掛
人員・機械編成(歩掛)のデータが2件あります。建辞郎で見る →
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塗装・外装工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01