建辞郎建設・土木の用語辞典

端太角

ばたかく

音声:VOICEVOX:雀松朱司

型枠工事

端太角とは

コンクリートを流し込むためのベニヤ板(型枠)の外側から、締付けや補強のためにあてがう角材。寸法は設計図書や現場の仕様で確認するが、一般的に90mm角前後の太い木材が使われる。元々は「端太(ばた)」と呼ばれる端材や補強材全般を指していた言葉から定着した。ドロドロの生コンクリートを流し込んだ際に発生する強烈な圧力(側圧)によって型枠が外側に膨らんだり破裂したりするのを防ぐため、この角材を縦横に渡し、さらに単管パイプや専用の金物(セパレーター)と組み合わせて強固に壁面を締め固めるという重要な役割を担う。

現場での使われ方・注意点

現場の型枠大工や手元の作業員は、親しみを込めて「バタ角(ばたかく)」と呼ぶ。使い回して何度も転用するため、表面に付着したコンクリートのノロをケレンして落とし、腐食や折れがないか目視確認してから使うのが段取りの基本。重量がありかさばるため、クレーンでの荷揚げやフォークリフトでの運搬時に、番線やスリングでの結束が甘いと荷崩れを起こして大事故に直結する。よくある失敗は、バタ角の配置間隔を広く取りすぎること。打設中に圧力に耐えきれず木材がたわみ、コンクリートの壁が波打った状態(はらみ)で固まってしまう。

別の呼び方

バタ材バタ角バタ型枠支保材

型枠工事の中での位置づけ

端太角は「型枠工事」の用語です。この分類の3語は型枠工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

あわせて読みたい用語

端太角についてAI相談で調べる →

※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19