ジャッキベース
じゃっきべーす
ジャッキベースとは
仮設足場(クサビ緊結式足場や枠組足場など)を組み立てる際、一番下となる建地(支柱)の足元に設置する、ねじ式の高さ調整機能を備えた鋼製または鋳鉄製の台座金物です。設置する地面に傾斜や段差があっても、ジャッキのねじ(ハンドル)を回して一本一本の高さを微調整することで、足場全体を正確な水平に保つための土台として機能します。建築物の外壁塗装や新築工事の初期段階において、足場の組み立てをスタートする一番最初の工程で必ず使用されます。高さを固定するだけの平らな固定ベースとは異なり、敷地の高低差に柔軟に対応できるのが特徴で、上部に組み上がっていく数十メートルもの足場の全重量を地面に伝える最も重要な構造部品です。
現場での使われ方・注意点
鳶職や足場屋の間では「足場ジャッキ」や単に「ベース」と呼ばれ、足場仮設の初日にトラックから真っ先に降ろされる部材です。地盤が土や砂利のような軟弱な場所では、ジャッキの小さな底面だけでは重みで地面にめり込んでしまうため、必ず下に敷き角(木板)や敷鉄板を配置して荷重を分散させる段取りが絶対に必要です。壁当て用の壁つなぎが足場の倒壊を防ぐのに対し、ジャッキベースは足場自体の沈み込みや足元の滑りを防ぐ役割を担います。一番危険でよくある間違いは、地面の段差を埋めるためにジャッキのねじを安全限界(通常20〜30センチ程度)を超えて極端に長く伸ばしすぎること。ねじ部分が曲がって折れやすくなり、足場全体が倒壊する大惨事に直結します。
別の呼び方
足場ジャッキベースジャッキねじジャッキベース
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足場工事・高所作業の中での位置づけ
ジャッキベースは「足場工事・高所作業」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは足場板(2語の説明に登場)です。この分類の13語は足場工事・高所作業の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19