防音仮設壁
ぼうおんかせつかべ
防音仮設壁とは
防音仮設壁とは、工事現場から発生する騒音(コンクリート破砕、くい打ち、解体など)が周辺住宅地などの外部へ漏れるのを防ぐために、工事区域の周囲に一時的に組み立てられる防音パネル製の壁です。騒音を「防ぎ、遮る仮設の壁」に由来します。近隣住民からの苦情を防ぎ、スムーズな現場運営を確保するために設置されます。着工前の仮設準備工程において、現場の外周を取り囲むように設置され、工事完了後に撤去されます。構造としては、グラスウール等の吸音材を挟んだ鋼製パネルのほか、視認性を確保するための透明な防音シートを用いたタイプなどがあり、現場の環境や要求される遮音性能によって使い分けられます。
出典: 仮設工事標準仕様書(土木学会)
現場での使われ方・注意点
監督や作業員は「防音パネル」や「防音壁」と呼びます。段取りの勘所は、重機や資材の搬入経路を考慮して、開閉可能なゲート部分の配置を先行して決めることです。風圧を受ける面積が非常に大きいため、台風時の強風で倒壊しないよう、背面の単管控え(サポート)や控えワイヤーを強固に設置します。よくある失敗は、パネルの下部と地面の間に隙間を残してしまうことです。音はわずかな隙間からでも大きく漏れ出すため、巾木や土嚢で境界部を完全に密着させないと防音効果が半減します。倒壊すれば第三者を巻き込む重大事故につながり、音漏れは近隣クレームによる工事の一時停止という深刻な手戻りを引き起こします。
別の呼び方
防音壁noise barrier
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仮設工事の中での位置づけ
防音仮設壁は「仮設工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは山留め(2語の説明に登場)です。この分類の33語は仮設工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-09