仮設電源
かせつでんげん
仮設電源とは
建設・土木現場において、工事を進行するための一次的な電力をまかなう目的で、電力会社の配電網から仮設ポールなどを経由して引き込まれる電気供給設備そのもの。仮設事務所のOA機器や照明、現場内の作業灯、大電力を消費するアーク溶接機やタワークレーンなどに対し、配電盤(分電盤)を経由して必要な電圧と電流を分配する役割を持つ。建物自体に備わる正規の受電設備(本受電)が生きた時点でその役目を終え、速やかに撤去される。単相100Vの一般工具用から、三相200Vの動力用まで、現場で使われる機械の仕様に応じた電源が用意される。
出典: 仮設工事標準仕様書(土木学会)
現場での使われ方・注意点
職人たちは現場に到着すると「仮電(かでん)はどこから取れるか」と真っ先に電源盤の位置を探す。延長コード(電工ドラム)を繋いで作業を始めるための出発点となる。勘所は、屋外の過酷な環境下で使われるため、雨天時の漏電や感電の危険性を常に警戒すること。分電盤の扉の閉め忘れがないか巡回し、電動工具のアース(接地)が確実に接続されているかを確認する。よくある失敗は、一つの電源盤からタコ足配線で複数の大容量工具を同時に使用し、メインブレーカーを落として現場全体の作業を止めてしまうこと。工具の消費電力を計算し、コンセントを分散させる配慮が必要。
別の呼び方
仮設電気工事用電源Temporary Power Supply仮電仮設電力建設電気temporary power supply仮設電源仮設電気設備現場電源
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仮設工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10