建辞郎建設・土木の用語辞典

仮設ヤード

かせつやーど

音声:VOICEVOX:雀松朱司

仮設工事

仮設ヤードとは

建設工事の期間中、資材の搬入や保管、鉄筋などの仮組み立て、重機の待機場所、現場事務所の設置などのために一時的に確保・整備される平坦な作業区画。狭い現場内で作業を円滑かつ安全に進めるための前線基地として機能する。大規模な建築現場の空きスペースや、トンネル・橋梁工事における近隣の借地など、工事現場の隣接地に設けられる。重機や資材を積んだ大型車両が出入りするため、ぬかるまないよう敷鉄板や砕石で地盤を養生し、周囲は仮囲いで保安される。工事がすべて完了した後は撤去し、緑化や舗装を行って元の状態に戻す(原状復旧)のが原則となる。

出典: 仮設工事標準仕様書(土木学会)

現場での使われ方・注意点

現場では単に「ヤード」や「ストックヤード」と呼ばれる。資材搬入の大型トレーラーや、荷降ろしするクレーンが旋回・進入する場所となるため、頭上の高圧電線や周囲の構造物との間に安全な離隔距離を確保し、接触防止の制限標識を設置するのが配置計画の勘所。また、大雨で水たまりができて重機がスタックしないよう、排水溝や泥水を沈殿させる仮設沈砂池に向かって地表面に水勾配をつける。適当に資材を下ろして置き場がすぐにパンパンになり、次に届く材料を置くスペースがなくなってクレーンの手待ち(待機時間)を発生させるのが典型的な段取りの失敗。

別の呼び方

ヤードyard

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仮設工事の中での位置づけ

仮設ヤードは「仮設工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは山留め(2語の説明に登場)です。この分類の33語は仮設工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-09