仮設建物
かせつたてもの
音声:VOICEVOX:雀松朱司
仮設建物とは
工事期間中に、現場事務所や作業員の更衣・休憩室、警備員室、あるいは雨天時の資材保管庫として一時的に建築される建物のことです。現場の事務作業や打ち合わせ、作業員の熱中症対策など、工事を円滑かつ安全に進めるための拠点として機能します。着工直後の準備工程で設置され、竣工引渡しの直前に解体されるため、常に現場に存在します。組み立てや解体が容易な箱型のユニットハウスや、部材を現地で組み立てるプレハブ小屋、コンテナハウスなどが一般的に使用され、規模や敷地の広さによって適した種類が選ばれます。
出典: 仮設工事標準仕様書(土木学会)
現場での使われ方・注意点
監督や職人からは「現場ハウス」や「プレハブ小屋」「詰所」と呼ばれます。設置前に給排水の引き込みや仮設電気のポールの位置を決め、レッカー車が安全にハウスを吊り下ろせるように敷地内の配置を計画する段取りが求められます。単なる物置と違い、人が常駐するため建築基準法の仮設物許可申請が必要になる点に注意します。典型的な失敗は、台風などの強風に対するアンカーやワイヤーによる風止め対策が甘く、突風でハウスごと転倒したり屋根が飛散したりして、近隣に甚大な被害を及ぼす事故を起こすことです。
別の呼び方
仮設小屋工事用建物Temporary Building現場ハウスプレハブ小屋仮設事務所現場事務所ユニットハウス
仮設工事の中での位置づけ
仮設建物は「仮設工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは山留め(2語の説明に登場)です。この分類の33語は仮設工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10