フレキシブルホース
ふれきしぶるほーす
フレキシブルホースとは
建物内の配管と各種機器(洗面台の水栓、温水器、空調機など)を接続する際、両者の微妙な位置のズレ(芯ズレ)や稼働時の振動、温度変化による管の熱膨張による変位を安全に吸収するための接続用ホース。英語の「柔軟に曲がる(flexible)」に由来し、波状に加工されたステンレス等の金属管の外側を、さらに金属の編み目(ブレード)で補強した構造を持つ。硬い金属管同士を直接つなぐと無理な力(応力)がかかって破損する恐れがある箇所で、その力を逃がしながら確実な通水や通気を行うために用いる。口径の細い水回り用のものから、機械室で使う大口径の防振継手まで、用途に応じた様々な耐圧仕様が存在する。
出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
現場での使われ方・注意点
現場の設備工や配管工は日常的に「フレキ」「フレキ管」「ブレードフレキ」と短く呼ぶ。狭い洗面台の下や天井裏のファンコイル接続時など、真っ直ぐな管では配管の取り回しが合わない最終のつなぎ込みの段階で威力を発揮する。取り付ける際の最大の勘所は、両端の袋ナットをスパナで締め付ける際、中の波状管本体を一緒にねじってしまわないこと。ねじれたまま無理に固定すると、通水時の水圧や振動で金属疲労を起こし、短期間でピンホールが開いて漏水事故を引き起こす。また、曲げすぎると折れてしまうため、製品ごとに決められた最小曲げ半径を守って、ゆとりを持たせたU字型などの自然なカーブで配管する。
別の呼び方
フレキ編組ホースFlexible hoseフレキホースフレキ管金属フレキシブルチューブフレキシブルチューブ
管工事・設備の中での位置づけ
フレキシブルホースは「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10