建辞郎建設・土木の用語辞典

バルブボックス

ばるぶぼっくす

音声:VOICEVOX:雀松朱司

管工事・設備

バルブボックスとは

地中に埋設された給水管の止水栓や各種バルブの周囲を囲み、土圧から保護するための金属製や樹脂製の箱状の設備。英語のvalve boxに由来する。漏水などの緊急時や定期的なメンテナンスの際に、わざわざ地面を掘り返すことなく、地表に露出した蓋を開けるだけで地上から専用のハンドルを使って手動でバルブの開閉操作を行うために設置される。道路の下や建物の外構部分など、配管が埋まっているあらゆる場所に設けられる。車両が通過する車道用には耐荷重の大きい鋳鉄製、歩道や宅地内には軽量な樹脂製など、設置場所によって材質が使い分けられる。

出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)

現場での使われ方・注意点

現場の配管工や土木作業員の間では「バルブボックス」あるいは「弁箱(べんばこ)」と呼ばれる。埋設配管が終わった後の埋め戻しのタイミングで設置し、蓋の上面がアスファルトやインターロッキングなど路面の最終的な仕上がり高さとぴったり平坦になるよう高さを微調整するのが勘所である。よくある失敗は、高さを合わせ損ねて蓋が飛び出し、通行人がつまずく原因を作ってしまうこと。また、雨水と一緒に泥が入り込むとバルブ操作ができなくなるため、ボックスの底面には水抜けを良くするための砂利を敷き詰め、内部への土砂流入を防いで綺麗な状態を保つ。

別の呼び方

止水栓ボックスバルブマスValve box弁箱仕切弁筐弁キャビネットバルブケース

管工事・設備の中での位置づけ

バルブボックスは「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10