ガス配管
がすはいかん
ガス配管とは
ガス配管は、都市ガスやプロパンガス(LPG)を、屋外の供給元(本管やガスボンベ)から室内のガス給湯器やガスコンロ等の器具まで安全に搬送するための専用配管です。可燃性のガスを漏洩させることなく、生活や業務に必要な熱源を建物内に供給する目的で敷設されます。建築物の設備工事において、躯体工事中のスリーブ入れから内装工事中の機器接続までの各段階で施工されます。埋設部や高圧部に用いるポリエチレン被覆鋼管(白ガス管)や、室内での取り回しが容易なステンレス製のフレキ管など、配管経路や用途に応じて複数の種類が使い分けられ、ガスの比重に応じたガス漏れ警報器の設置も義務付けられています。
出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
現場での使われ方・注意点
有資格者のガス配管工が施工し、設備監督が管理します。配管完了後は、必ずデジタルマノメーター等を用いて気密漏洩試験を実施し、規定時間内に圧力降下がないかガス漏れを厳格に確認します。段取りの勘所は、他業種のビス打ちで配管を傷つけられないよう、壁を塞ぐ前に配管ルートを明示して大工と共有することです。よくある間違いは、都市ガス(空気より軽い)とプロパンガス(空気より重い)でガス漏れ警報器の設置高さを間違えることです。また、接続部のシールテープ巻き忘れや締め付け不足による微小な漏洩は、引渡し後のガス爆発という大惨事につながるため、接続部の石鹸水チェックは必須です。
別の呼び方
ガス管gas lineガス配管工事LPG配管
関連動画
管工事・設備の中での位置づけ
ガス配管は「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10