建辞郎建設・土木の用語辞典

歩留まり

ぶどまり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

現場管理

歩留まりとは

歩留まりは、建設現場に搬入された鉄筋、木材、ボード類、ケーブルなどの建築資材の総量に対して、切断時の端材や加工不良による廃棄分が生じずに、実際に建物の構成部材として有効に組み込まれた割合をパーセンテージで示す管理指標である。主に躯体工事における材料の加工ヤードや、内装のクロス・タイルを割り付けて発注数量を確定させる施工準備の工程で頻繁に意識される。この数値が高いほど無駄な材料を買わずに済んだことを意味し、材料費の高騰が続く環境下では、現場の最終的な利益を左右する原価管理の最重要テーマとして扱われる。

現場での使われ方・注意点

現場監督や職長の間では「歩留まりが良い・悪い」や「ロス率」という言葉で日常的に使われる。例えば定尺のボードから必要な寸法を切り出す際、いかに半端な端材(ゴミ)を出さずに複数の部材を取り取るかが段取りの勘所となる。事前の施工図でクロスの継ぎ目やタイルの割り付け図を正確に描き、現場での現物合わせによる切り刻みを減らす工夫が求められる。よくある失敗として、歩留まりの悪化を計算に入れずに図面の純面積ピタリの数量しか材料を発注せず、工事の最終盤になって数枚のタイルや数メートルの電線が足りなくなり、作業全体がストップする手戻りがある。

別の呼び方

ぶどまり歩留り資材歩留まり

現場管理の中での位置づけ

歩留まりは「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23