労務費管理
ろうむひかんり
音声:VOICEVOX:雀松朱司
労務費管理とは
現場運営における労務費管理は、現場で働く技能労働者(職人)の人件費や配置計画をコントロールすることです。無駄な人員配置を省き、あらかじめ組まれた実行予算内に作業を完了させて現場の利益を確保するための重要な原価マネジメントです。工事着手前の計画段階から、毎日の作業終了時の人工(にんく)集計、月末の支払い査定まで、工事の全期間を通じて現場監督や工務担当者が行います。直用の作業員に対する賃金管理だけでなく、専門工事業者に「手間受け(常用)」で依頼した応援人員の作業時間や出面(でづら)の管理も含め、現場で発生する全ての人件費を把握します。
現場での使われ方・注意点
現場の職人さんの人件費(人工)を予算内に収めるための日々の管理活動であり、「出面(でづら)管理」や「人工管理」とも呼ばれます。段取りの勘所は、翌日の作業量に対して適切な人数の職人を手配し、材料の搬入や前工程を確実に終わらせておくことです。よくある失敗は、段取りが悪く材料の搬入遅れで職人を手持ち無沙汰に遊ばせてしまったり、逆に工程の遅れを取り戻すために無計画な残業や休日出勤を指示してしまうことです。割増賃金が発生する残業や休日出勤が重なると、あっという間に労務費が予算をオーバーし、現場の利益が吹き飛んで赤字に転落してしまいます。
別の呼び方
ろうむひかんり労務管理人工管理労務費マネジメント
現場管理の中での位置づけ
労務費管理は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23