外注費
がいちゅうひ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
外注費とは
建設業会計における外注費は、鳶工、鉄筋工、塗装工などの専門工事業者に、工事の特定の工程を労務と材料を一括して契約発注(請負発注)し、その対価として支払う費用です。自社で抱えきれない専門的な施工技術や労働力を外部から調達し、効率的に工事を進めるために発生する、建築工事原価の中で最も比率の大きい勘定科目です。工事着工前の業者選定・契約段階で金額が確定し、出来高に応じた月ごとの請求や、完了後の最終清算のタイミングで支払われます。材料を元請から支給して手間だけを請け負わせる労務外注と、材料込みで全て任せる材工一式外注の種類があります。
現場での使われ方・注意点
専門工事業者に「この範囲の工事をいくらでやって」と請負契約で発注する費用のことで、現場の原価管理の大きなウェイトを占めます。段取りの勘所は、作業員を時間貸しで呼んで日当を払う「常用(手間受け)」の労務費とは明確に区別し、可能な限り責任範囲が明確な請負契約で発注することです。よくある失敗は、見積もりや契約を曖昧にしたまま安易に常用で職人を呼んでしまうことです。これをやると、ダラダラと作業されても予定以上の人工代がかさみ、出来高不足や品質不良に対するやり直しの責任も負わせにくいため、コストオーバーの大きな原因となります。
別の呼び方
がいちゅうひ外注請負費下請費
現場管理の中での位置づけ
外注費は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23