建辞郎建設・土木の用語辞典

危険箇所マップ

きけんかしょまっぷ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

安全管理

危険箇所マップとは

刻々と変化する工事現場において、重機の旋回範囲、スラブの開口部、高圧電線の接近部などの危険な場所を視覚的に図示して周知する安全ツールです。作業員が現場内のどこにどのような危険が潜んでいるかを直感的に把握し、立入禁止区域への不用意な侵入や墜落事故を未然に防ぐために作成されます。主に現場の仮囲いや朝礼広場、休憩所の掲示板などに貼り出され、着工から竣工まですべての工程で活用されます。ベースとなる現場平面図に赤ペンやシールで危険箇所をプロットするアナログなものから、最近ではデジタルサイネージを活用して日々の変化を大型モニターに表示するシステムまで、現場の規模に合わせて様々な形態で運用されます。

現場での使われ方・注意点

朝礼時や新規入場者への安全教育において、現場の危険を分かりやすく説明するための図面として使われます。翌日の作業予定を調整する夕礼の段階で、どこに新たな危険箇所が発生するかを予測し、翌朝までにマップを更新しておくのが段取りの基本です。一番やってはいけない間違いは、着工時に作ったマップをずっと貼りっぱなしにすることです。現場の状況は日々変わるため、「昨日まであった足場が今日は無い」「クレーンの作業位置が変わった」といった変化を毎日反映させないと完全に形骸化します。実際の現場の危険箇所とマップの表示がズレていると、安全ツールとしての信用を失い、作業員を危険に晒す重大な事故を招いてしまいます。

別の呼び方

きけんかしょまっぷ安全マップ災害リスクマップ

安全管理の中での位置づけ

危険箇所マップは「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23