作業床手すり高さ
さぎょうゆかてすりたかさ
作業床手すり高さとは
労働安全衛生規則第563条に規定されており、足場や高所作業床の端部から作業員が誤って墜落するのを防ぐため、作業床からの垂直高さとして定められている法定の防護手すり寸法です。足場の作業床に設ける手すりの高さは85cm以上とすることが義務付けられています。高所作業における墜落・転落事故を未然に防ぎ、安全な作業環境を確保する目的があります。仮設足場の組み立て時や、高所作業車を使用する際の事前点検などで必ず確認されます。手すりだけでなく、すき間からの落下を防ぐための中桟(なかざん)や、工具の落下を防ぐための幅木などの要素も組み合わせて構成されます。
現場での使われ方・注意点
外部足場の組み立て完了時や、元請による引き渡し前の安全点検時に確認します。手すり高さ85cm以上、かつ中残(中段手すり)高さ35cm〜50cmの確認を行います。段取りの勘所は、資材搬入のために一時的に手すりを外す「開口部」を設ける際、作業が終わったら即座に復旧させるルールを徹底することです。よくある失敗は、外壁工事の職人が作業の邪魔だからと勝手に手すりや中桟を外して戻し忘れることです。これを見逃すと、次にそこを通った別の作業員がバランスを崩した際に止めるものがなく、墜落死亡事故という取り返しのつかない事態に直結するため、毎日の安全巡視での確認が欠かせません。
別の呼び方
さぎょうしょうてすりたかさ手すり高足場手すり高さ
仮設工事の中での位置づけ
作業床手すり高さは「仮設工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは山留め(2語の説明に登場)です。この分類の33語は仮設工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23