建辞郎建設・土木の用語辞典

バケット山積容量

ばけっとやまづみようりょう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

現場管理

バケット山積容量とは

JIS A 8407-1に定められた、バックホウなどの掘削機械のバケットで土砂をすくい上げた際、すり切り状態の上部に山状に積載できる想定の体積容量(立米値)。土工事における重機の作業能力を評価し、適切な機械を選定するために用いられる。バケットの縁までの容積である平積容量に対し、土砂の安息角(一般的に1:2)を考慮した上部山積体積を加算して算定される。実際の現場では土質や含水比によって山積みの形状が変わるため、カタログ値として重機の規模を示す一般的な指標として広く利用されている。

現場での使われ方・注意点

現場では土工事における1日の掘削・積込土量計算や、ダンプトラックとの組み合わせなど機械選定の検討時にカタログ値として確認する。実際の施工では、土砂のほぐし率(土量変化率のL値)を掛けて実積載容量を割り出すのが段取りの勘所となる。平積容量と混同しやすく、計算を間違えると配車計画が大幅に狂う。よくある失敗は、この山積容量の数値をそのままダンプの荷台容積に当てはめて積み込みを指示してしまうこと。土の比重を考慮せずに満載するとダンプの過積載を引き起こし、重大な法令違反に繋がるため注意が必要である。

別の呼び方

ばけっとやまづみようりょう山積容量バケット容量

現場管理の中での位置づけ

バケット山積容量は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23