発電機防油堤
はつでんきぼうゆてい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
発電機防油堤とは
消防法や水質汚濁防止法の基準に準じて設置される、仮設発電機から燃料(軽油など)やエンジンオイルが漏れ出した際、周囲の土壌や河川・側溝への流出を食い止めるための金属製またはコンクリート製の受け皿状の囲い設備。環境汚染事故や火災の延焼を未然に防ぐためのフェールセーフとして機能する。商用電源が引けない山間部の土木現場や、大規模建築現場の仮設ヤードなどで大型ディーゼル発電機を設置する際に必ず下部に敷設される。万が一タンク内の燃料が全量漏れても溢れないよう、発電機の燃料タンク容量の110%以上の容積を確保して設計される。
現場での使われ方・注意点
現場では「オイルパン」や「油受け」とも呼ばれる。大型の仮設発電機や燃料タンクを現場に搬入・設置するタイミングで、地面と機械の間に挟み込むようにセットする。設置後は、底面に付いている水抜き用のドレンバルブが確実に「閉」になっているかを確認するのが管理の基本。屋外設置で雨水が溜まりっぱなしになり、本来の油の許容量(110%)を確保できていない状態を放置するのがよくある失敗。そのまま気づかずにホースの破損等で軽油が漏れ出し、雨水ごと防油堤から溢れて近くの河川に流出すると、新聞沙汰の重大な環境事故となる。
別の呼び方
はつでんきぼうゆてい防油堤発電機トレー
仮設工事の中での位置づけ
発電機防油堤は「仮設工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは山留め(2語の説明に登場)です。この分類の33語は仮設工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23