建辞郎建設・土木の用語辞典

地盤改良工

じばんかいりょうこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

地盤改良工事

地盤改良工とは

建物を支持するには強度が不足している軟弱な地盤に対して、セメント系の固化材を混ぜ合わせたり、土を締め固めたりして、地盤自体の強度や安定性を人工的に高める工事のこと。不同沈下や地震時の液状化リスクを防ぎ、構造物を安全に支えられる状態にするために行う。基礎工事に着手する前の準備段階や、深く掘削する際の周囲の地盤崩壊を防ぐための事前対策として実施される。浅い層だけを固める表層改良工法、円柱状の杭を地中に作る柱状改良工法、鋼管を打ち込む鋼管杭工法などの種類があり、対象となる土質や地下水位、建物の重量などの事前の地質調査結果に基づいて適切な工法が選定される。

出典: 激甚災害対策特別緊急事業技術基準(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

現場では「地盤改良」や「改良」と略される。基礎工事の安定性を根底から支える重要な工程だが、土の中の作業で見えなくなるため、施工中の記録写真や配合量の管理データが品質を証明する唯一の手段となる。セメント系固化材を粉体で混ぜ合わせる工法では、風による粉塵の飛散クレームが起きやすいため、防塵シートの設置や風向きの確認が勘所となる。また、よくある失敗は、攪拌した泥水が周辺水路へ流れ出てアルカリ性の水質汚濁を引き起こすこと。土嚢での囲いやノッチタンクの設置など、着手前に周辺環境へ配慮した流出防止対策を完璧に講じておくことが、現場管理上の最優先事項である。

別の呼び方

地盤改良工事

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地盤改良工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-27