サンドコンパクション工法
さんどこんぱくしょんこうほう
サンドコンパクション工法とは
軟弱な砂質土や粘性土の地盤中に、特殊なケーシングパイプを用いて先端のバイブレータで強力な振動を与えながら砂を圧入し、地中に大径で密実に締め固められた砂杭(サンドパイル)を造成する地盤改良工法。砂質土地盤では土全体の密度を高めることで地震時の液状化を防止し、粘性土地盤では造成した砂杭が排水の通り道となって圧密排水を促進させ、地盤のせん断強度を大幅に向上させるために行う。主に港湾の護岸基礎や空港滑走路、道路の盛土など、大規模な土木構造物を構築する前の地盤の基礎固め工程として採用され、施工機械の規模によっていくつかの種類がある。
現場での使われ方・注意点
現場ではアルファベットの頭文字を取って「SCP工法」と略して呼ばれることが多い。土木工事の現場監督や地盤改良の専門業者が、港湾や道路などの大規模な軟弱地盤を改良する際に担当する。施工中は大型のバイブレータによる大がかりな振動と騒音が発生するため、市街地に近い現場では事前の周辺住民への周知と苦情対応の段取りが欠かせない。砂の圧入量が不足すると期待した強度が出ないため、ケーシングの貫入深度と一回あたりの投入砂量を施工管理装置で厳密に確認・記録する。セメントなどの固化材を注入する深層混合処理工法とは原理が全く異なるので注意する。
別の呼び方
サンドコンパクションパイル工法SCP工法砂杭締固め工法サンドコンパクション
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地盤改良工事の中での位置づけ
サンドコンパクション工法は「地盤改良工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは地盤改良工(2語の説明に登場)です。この分類の9語は地盤改良工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10