バーチカルドレーン
ばーちかるどれーん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
バーチカルドレーンとは
水分を多く含んだ軟弱な粘土質の地盤内に、鉛直(垂直・バーチカル)方向の人工的な水抜け道(ドレーン)を一定間隔で多数打ち込み、土の中に留まっている水を強制的に地上へ排出しやすくして地盤の沈下と圧密を早める工法の総称。そのままでは何年もかかる地盤沈下を数ヶ月で終わらせるために行う。事前に盛土で重しをかけるプレロード工法とセットで施工される。打ち込むドレーンの材料によって、透水性の高い砂の柱を造る「サンドドレーン工法」や、樹脂製の帯状ボードを差し込む「プラスチックボードドレーン工法」などの種類がある。
現場での使われ方・注意点
地盤改良を専門とする職人や土木監督が、道路や空港の埋立地など広大な軟弱地盤を造成する際の最初の工程として施工する。重機(打設機)を使ってストロー状の管を地中に押し込み材料を残して引き抜くが、設計図通りの深さ(良質な支持層)まで確実に到達したかを記録計で一本ずつ管理することが品質の勘所。ドレーンが途中でちぎれたり、浅すぎたりすると水が抜けず、上に建物を建てた後に地盤が沈下する大事故になる。また、吸い上げた水を水平方向に逃がすため、打設前に地表に敷き詰める砂の層(サンドマット)の敷均しもセットで行う。
別の呼び方
鉛直ドレーン工法バーチカルドレーン工法サンドドレーン工法
この工種の歩掛
人員・機械編成(歩掛)のデータが1件あります。建辞郎で見る →
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地盤改良工事の中での位置づけ
バーチカルドレーンは「地盤改良工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは地盤改良工(2語の説明に登場)です。この分類の9語は地盤改良工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10