仕切弁
しきりべん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
仕切弁とは
配管の中の流路を開いたり閉じたりするための最も代表的なバルブです。流路に対して垂直に金属製の板である弁体を昇降させて流体をせき止める構造で、英語のゲートバルブという名称に由来します。管内の水やガスの流れを完全に遮断するか、全開にして抵抗なく流す目的で配管経路に設置されます。水道本管の分岐部や、ポンプ設備のメンテナンス時の主遮断弁として、あらゆる管工事や設備現場の要所に組み込まれます。操作機構によって、ハンドルの回転と共に軸が上に飛び出す外ねじ式と、軸の長さが変わらず狭い地下ピットなどに向く内ねじ式に分かれます。
現場での使われ方・注意点
配管工や設備管理者からは「ゲートバルブ」や単に「ゲート」と呼ばれます。重量があるため、太い配管にフランジ接続する際はチェーンブロックで正確に芯出しを行い、パッキンがずれないよう対角線上にボルトを均等に締め付ける段取りが必要です。玉形弁(グローブバルブ)と似ていますが、こちらは流量の微調整ができない点が異なります。典型的な失敗は、流量を絞るために半開の状態で使い続け、高速の水流によって金属の弁体が削られたり振動で破損したりして、いざという時に完全に水を止められなくなるトラブルです。
別の呼び方
ゲートバルブスリュースバルブスライド弁
上下水道工事の中での位置づけ
仕切弁は「上下水道工事」の用語です。この分類の8語は上下水道工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10